名古屋の税理士法人を母体とした総合経営コンサルティング会社です。

アスクコンサルティング株式会社

News

アスクコンサルティングのお知らせ

相続ニュース

遺産分割、もめる原因と対策

◆ はじめに
 残念ながら遺産分割は家族内での揉め事の大きな原因になってしまいます。それぞれのご家庭の事情や背景がある為、ある程度は仕方のない事なのかもしれません。しかし、揉める原因に関してはある程度のパターンがあるため、それを知っておくことで事前に対策を立てやすくなります。

① 相続財産が高額の物件の場合
預金や有価証券等は容易に分割できますが、自宅不動産等が財産だと分割は困難になります。一部の相続人の所有にすると不公平になりますが、共有にすると、運用や処分について意見が対立し収拾がつかなくなることが多いのです。
最も簡単な分け方は売却して、その代金を分割する事です。しかし住居は既に一部の遺族が住んでいる場合もあります。そのような場合は、多少不公平が生じるのを覚悟の上で一部の相続人が不動産を持ち、代わりに現金などを他の相続人に渡し埋め合わせをするというのが現実的な選択肢でしょう。
 
② 相続財産が経営する会社の株式の場合
理論的には分割は可能です。しかし、株式を取得した相続人は経営に関与する事が可能になる
ため、「分割したくない」ことも多いでしょう。揉め事を避けるために相続人の持ち株割合を同一にすると、意見が対立した場合に何も決められなくなってしまいます。結果として経営の屋台骨が揺らぐことになりかねません。やはり株式の分割は可能な限り避け、後継者に多くの株式を譲渡し、代わりに他の財産を他の相続人に渡すなどして埋め合わせをするのが良いでしょう。

③ 相続人同士の立場が違う場合
兄弟は生まれた時期も状況も異なっており、その後の親子関係も各人各様です。例えば長男は大学へ進学したのに、次男は高校卒業後すぐに就職した場合、次男からすると大学の学費分を上乗せして相続を受けたいと思うかもしれません。
この様な争いを防ぐためには、普段から話し合いをして信頼関係を構築する事が大切です。相続人は、自分は財産をどう受け取りたいのかといったことを兄弟間で話し合い、被相続人は財産をどう処分してほしいのかを伝えましょう。

◆ おわりに
相続は非常に揉める事の多い案件です。土壇場で話し合いをすると気持ちの焦りや感情の高ぶりもあって、議論が感情のぶつけ合いになってしまう可能性もあります。被相続人が健全なうちから、落ち着いた心理状況で話し合いをすることが肝要です。

お知らせ一覧へ

実務トレーニングセット
セミナー案内
安心クラウド会計
経営者に聴く!
採用情報
福利厚生
facebook

PAGE TOP